2008年07月11日
迎える花々
快適に(しかし灼熱の)自転車通勤を続けている。
最近見つけて、気に入っているのが、車道から外れて、すっぽり抜け落ちたように見渡す限り田圃が広がる脇を走る農道。近回りというワケでもないのだが、遠回りでもないので、気持ちの良いその道を通っている。
途中、田圃の間を縫って向こう岸に渡る魅惑的な枝道があり、知らない町でわざと迷子になってしまうのが好きなぼくはついそちらに吸い込まれそうになるのだけれど、朝の急ぐ時間にとんでもない方向に行ってしまっても困るので、横目に見ながら通り過ぎていたのだった。
それが今朝、その道を向こうから走ってきた、中学生のランニング集団に誘われてふらっと、そちらの方に曲がってしまった。
両脇に緑が広がり、気持ちいい。細道を渡りきる少し手前で、岸近くに咲いた、大輪のピンク色の花が目に付いた。突き当たりを曲がって、岸に自転車を停めて見ると、レンコン畑なのだろうか、蓮が群生しているだった。
みごとに開ききった花、時を待っている蕾、花が落ちた後の奇妙な花托(かたく)。ウチの子は「蓮」と書いて「レン」と言う。折しも、来週は彼の誕生日。
神さまが手向けてくださったような、朝のひと時だった。
